2007-2013年:各業界で付加価値向上力を調査
シェアキャピタルは創業当初の6年間、多くの新興産業を調査して重点的にTMT、従来型産業のレベルアップと新消費に注目し、成長期にあるプロジェクトへの投資管理を通じて急速に経験を積み重ねてきた。この段階で当社はクリーンエネルギー、先端製造技術、通信テクノロジー、カルチャーメディア、新型サービス業、メディカルヘルスケア等の分野における素晴らしいプロジェクトを創出してきた。
2013年:戦略的フォーカス メディカルヘルスケア分野に注目
創業7年目、中国のベンチャーキャピタルが細分化され、前進するトレンドの将来性に基づき、シェアキャピタルは戦略的に業界の幅を専門的で深いものに転換して「小さく深い井戸を掘ることに集中する」という焦点投資戦略を始めました。2013年から、シェアキャピタルは「メディカルヘルスケア」に全力を集中して高度に専門化した投資チームを組織し、投資段階を創業初期まで繰り上げることで専門性の障壁を持つ早期価値の発見を実現できた。シェアキャピタルは国内で最も早くメディカルヘルスケアファンドを設立したVCの一つである。
2015年:消費者イノベーション分野を開拓
2015年、シェアキャピタルは長年模索し知見を蓄積してきた新消費分野を第二の核心として、「フォーカス」戦略を継続し、全く新しい分野を開拓し「消費者イノベーション」専門プロジェクトファンドの設立と独立チームの結成を完了した。ここでシェアキャピタルの複数分野への分散投資が始まり、専門的な技術分野に投資する「平行艦隊」型投資の基本的な形が完成した。
2019年:ハードコアテクノロジーへの投資
2019年以来、世界の競合関係は激しく変化し、中国内のテクノロジー?イノベーションのスピードアップは喫緊の課題となっている。シェアキャピタルは基本的なハードテクノロジーのブレイクスルーによるイノベーションが、新たな状況の下で中国の質の高い経済成長の中心的なエンジンとなることを確信している。そこでシェアキャピタルは再び照準を合わせた対象にフォーカスし、注力し、独立チームの組織と業界のリソースを結集し、2020年に正式に「ハードコアテクノロジー」投資分野を開拓し、新しい技術革新の波に乗るべくスタートした
2013年、シェアキャピタルが初めてメディカルヘルスケアをテーマにした専用ファンドを設立してから現在まで、すでに3件のメディカルヘルスケアをテーマとしたファンドをマネジメントしている。この分野における累計投資プロジェクトの数は80社を超え、多くの投資対象企業がA株および米国株式市場での上場を実現した。
メディカルヘルスケアの参入障壁は極めて高く、学際性も強く、分野が細分化して多岐に渡っていることから、極めて高い専門性と集中力、そして長期的な蓄積が求められる。シェアキャピタルのメディカルヘルスケア投資チームは新薬開発、生物工学、臨床医療、医薬監督管理届出、金融サービス等多くの分野の人材を集めており、メンバーの多くは10年以上の業界経験と薬学または生物学の博士号をもっている。医療産業成長プロセスを精細化し、投資機会を継続的に捕捉することで、当社の医療チームはこの分野で急速に影響力と発言権を確立している。
当社におけるメディカルヘルスケアファンドの投資戦略は、精密医療をメインラインとしてグローバルな開発の高みを目標として国内新興市場のニーズに適応し、バイオテクノロジー、新薬開発、新型医療サービス、最先端医療機器の4つの分野にフォーカスし、企業のアリーステージにウェイトを置きつつも、中期や後半期も考慮している。
消費者イノベーションはシェアキャピタルが創業以来常に注目してきた重要分野である。次第にそのレベルアップが重点となっていく。2014年、シェアキャピタルは初めてのインターネットイノベーションをテーマにしたプロジェクトファンドを立ち上げた。今日に至るまで3件の消費者イノベーションをテーマにしたファンドを立ち上げて運営管理している。投資プロジェクトの累計数は70社を超え、多くの企業がA株や米国株式市場への上場を実現している。
シェアキャピタルは消費のレベルアップが今まさに多くの次元で発生していると考えている。一方、インターネット世代のインフラ構築は基本的に完成しており、新世代の創業者は全てデジタル化とネットワーク化された生産要素を十分に利用することができ、消費分野の生産組織方法が改めて定義された「新種」となっている。また一方で消費ニーズの高度な階層化、個性化に伴い、人と消費シーンの関係は絶えず変化を続けており、消費の意義は常に消滅しては再形成されている。従来型業種の新たな入り口はそのすべての階層において開かれたものとなり、巨大な投資の機会を育んでいる。
消費者イノベーションというテーマの下、当社のI、II期ファンドはインターネット新世代の企業者による事業立ち上げ、従来型産業のバリューチェーンの再構築、細分化した分野のビジネスモデルのイノベーションといったプロジェクトに重点的に着目している。III期のファンドは住居分野の新モデル、新ニーズにフォーカスし、不動産取引、空間運営、内装サービスとスマートホーム分野の製品と産業チェーンのイノベーションを発掘する。将来当社は引き続き新世代消費者の「素晴らしい暮らし」の青写真による川上、川中、川下モデルと製品のイノベーションに関わっていく。
シェアキャピタルは創業以来先端テクノロジー分野への注目と投資を続けており、今日までに多くの上場企業を創出している。2020年、シェアキャピタルは初めてハードコアテクノロジーをテーマにした専用プロジェクトファンドであるエンジェルファンドを設立し、このテーマに沿ってシード期から創業早期における中期段階への投資を進めている。
シェアキャピタルはこれまで10年以上にわたり、産業資源の提携プラットフォームの構築に力を注ぎ、国内の一流科学研究、教育機構、人材ポータル、起業コミュニティと長期的な戦略的提携関係を築き、ハードコアテクノロジー分野の初期プロジェクトと人材チームの優れた供給源となってきた。また当社は今後も引き続き被投資企業にリソースを提供してバックアップしていく。ハードコアテクノロジー投資チームはAIとビッグデータに基づくプロジェクトを効率よく選択し、評価し、フォローする投資意思決定を補助するシステムを先駆けて自社開発している。これによりプロジェクトの獲得、調査研究と意思決定効率が向上し、ハードテクノロジーによるハードテクノロジーへの投資の推進を実践している。
シェアキャピタルのハードコアテクノロジーファンドの投資戦略は、国内の一流科学研究チーム独自のテクノロジーイノベーションに注目し、AIとビッグデータ、先端製造技術、新世代情報技術、先端新材料の4大分野にフォーカスし、深圳を中心としたグレーターベイエリアに優先的に事業を拡大していくことである